クリスマスツリーの点灯式が行われる12月4日、第6回目のランチタイムコンサートが開催されました。
MCを務めてくれたTMCこども教育学科2年生の森竜晟さんは持ち前の明るさで、登場からホールを盛り上げてくれました。

今回は、ドビュッシーのピアノ曲「月の光」に先生と保育園の子ども達が作ったお話を、佐藤涼莉碧さんのピアノに合わせて押川華音さんがナレーションを入れるという、いつもとは違ったステージでした。
「ジミーという歩けない子が、夢の中では歩けて、大好きなお月様に会いに行くというお話・・・」です。実際の保育園では音楽を聴き、お話を作り、絵に描き、最後は劇にしたそうです。

昨年の図書館主催、絵本読み聞かせコンテストで1位だった押川さんのナレーションは、「楽譜を見ながら、曲に合わせたナレーションをされていて上手だなと感じました。子どもの世界が楽しく思い浮かんでくるようなナレーションでとても良かったです。」「ピアノに合わせて朗読するのは難しいのに、とても上手でした！練習沢山頑張ったことが伝わりました。」「声が落ち着いていて、曲にあっていたので、幻想的な世界観に入り込めて良かったです。」と、聴衆がその世界に引き込まれていました。

佐藤さんのピアノは「流れるような優雅で素敵なピアノ演奏で、物語にピッタリと合っていて、子どもたちも喜ぶだろうなと思いました。」「夢の世界にいるような演奏だった。」「落ち着いて弾いており、ナレーションに寄り添ったとても素敵な音色だと感じました！」と好評でした。
このピアノ曲は、上級レベルの曲で、ピアノが得意な佐藤さんでも大変でしたが、ナレーションを頭に入れながら、素晴らしい演奏を聴かせてくれました。

子ども達によれば、ジミーは夢の中では歩けてお山に登って、ウルトラマンに乗ってお月様の所へ行ったそうです。

又は、はしごを掛けて行けたらしいです・・・

朝になったら、歩けるようになったそうです。

第7回目は、来年1月に予定しています。皆様、どうぞご期待下さい。

コンサート告知ポスター（制作：TMCこども教育学科　藤沼花奈さん）